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ホーム >> 愛犬を撮影する >> 第2回:構図について
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第2回:構図について

構図のキホン

写真は絵画と密接な関係があります。どのように四角の中に、被写体を位置づけるかは非常に大切なことです。基本に「黄金分割」「三分割」などがあります。(図参照)
黄金分割は、パルテノン神殿の縦横比やレオナルドダヴィンチの絵画、身近な所では、名刺やクレジットカードの縦横比1:1.618がそれにあたります。
三分割で説明すると、この線の位置に水平線や地平線を合わせる。また、赤点部分に撮りたい主体を配置する。そうすると、落ち着いた安定感のある写真になります。

初心者の方は、液晶モニターに線を引くと言う方法もあります。モニターに傷を付けないように、ご自分で工夫して下さい。コンパクトデジタルカメラであれば、グリッドと言う名称でモニターに表示出来る物もありますので、是非利用して下さい。
しかし動体を撮影 する時には、線の事が気になりシャッターが押せなかったと言う事になりかねません。そのような時は、四角の中央に被写体を捉えましょう。
全身を画面に入れる場合は、出来るだけ大きく入れて下さい。レンズ性能の一番すばらしい所は、この中央にありますし、ピント合わせも中央が基本点になり確実に合います。

黄金分割

黄金分割

三分割

三分割

横位置、縦位置の上下左右にわざと空間を設けると言う場合もあります。犬の目線の方向に空間を設けると、犬が何かを見つめていると言う事を強調したり、目線の先までの奥行きを感じさせ、写真は趣きを増します。

コミカルにする場合にも使います。犬を上目使いにさせ、上に空間を設ければ、クエッションマークが頭の上に一杯と言うカットが撮れるでしょう。首をちょっと傾げれば完璧です。

構成力を身につけよう

構成力を身につけるには、良い写真だけではなく、有名な画家の有名な絵を実際に見る事が近道だと思います。また、フレーミング※1した写真に対して、世界的に著名な写真家達も必ず行っているトリミング※2という手法も非常に有効です。 ネガフィルムで撮影した場合は、必ずコンタクトプリント※3を作ります。撮影された写真を一目瞭然で確認出来るようにするため、また表情も含め微妙に動いている様子を連続で見られるため比較出来セレクトが容易になります。そのコンタクトプリントをトリミングスケール※4や黒テープを利用し、トリミングすることによって、次の撮影の参考になります。トリミングをする事によって、フレーミングの学習が出来ると言う事です。デジタルの場合は、写真用ソフトを利用すると簡単に出来ますが、プリントする事が、最終目的と考えている方は、ぜひ手作業でトリミングをしましょう。アナログ的作業は、偶然を引き出す力が潜んでいます。

  • ※1 ファインダーや液晶モニターなどで、被写体を切り取ること。
  • ※2 撮った写真をさらに切り取り、より良い構図にすること。
  • ※3 撮影した写真を、印画紙上に並べプリントしたもの。ベタ焼き、インデックスプリントなどの言い方があります。
  • ※4 かぎ型の定規2枚で、自由に構図を確認する事が出来るもの。市販していますが、厚紙で簡単に作れます。
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