
このページを見ている方には、これから写真を始める人から、プロ並みの腕をもっている人まで様々だと思います。どちらにしても写真を撮るには、道具としてカメラが必要です。「どんなカメラが良いのでしょうか?」と良く聞かれます。 私が使うカメラは、ピントが合い、適正露出で、ファインダーから覗いた通りの(再現性)写真が撮れれば良しとします。
上記の4つの作業が写真を撮る為の基本です。


撮影したいものにピントを合わせ、見た目の通りの明るさで露出を決め、背景等を整理しながら構図を決めてシャッターを押す。これが出来るカメラは、マニュアル撮影が出来るカメラと言う事になります。現在市販されているほとんどのカメラは、ピントと露出を合わせてくれるようになりましたが、カメラに写真は撮れません。写真はあくまでも皆さんの「まなざし」です。この意味を理解して頂く為に、敢えてマニュアル撮影もできるカメラをお薦めします。
いよいよ撮影です。犬にカメラ側を集中させる為に、普段遊んでいる玩具や、おやつなどを用意して下さい。そして必ず二人一組で撮影しましょう。一人はカメラマン、もう一人は演出家です。演出家は、犬をコントロールする非常に重要な仕事です。犬の名前を呼んだり、カメラの真上に玩具を差し出し、カメラ目線にさせるなど、犬との信頼関係も必要になります。どんなに気に入っている玩具でも、10分もすれば飽きてしまいますので手を替え品を替えの工夫も必要です。
カメラマンは、犬と同じ目線の高さで撮影する事が基本です。ここで、簡単にカメラアングルの事を説明しましょう。

上から見下ろす見方。どんなに大きな犬でもこのアングルになります。上から目線と言うように、威圧感を与える写真になります。犬がいたずらした時に、「いけない!!」と叱った時のあの申し訳なそうな犬の顔を思い出して下さい。
下から見上げる見方。普段の犬との生活ではあまり経験しないアングルですが、犬を椅子に乗せたり、階段などを利用する事によって可能です。犬の顔を上に向ければ凛々しく、ちょっと自慢げな表情の写真が撮れると思います。
子供に話しかける時に、大人は腰を落とし、目線を同じ高さにした方が、自然に良く話を聞くと同じ事です。犬にも通じ安心感を与えます。小型犬の時は、踏み台に乗せます。外での撮影の場合は、地面に限りなく近い所で、シッターを押す事になります。優しい表情が撮れます。
ハイアングル
同等の高さのアングル
アングルを変えるだけで、このように様々な表情が撮れます。ぜひ試してください。
次回は、レンズでの表現、光の事などをレクチャーしたいと思います。